ワイモバイルを実際に使い込んで画像つきでレビューしています!
この記事ではワイモバイルを実際に使ってみたスマホ部長が、ユーザー目線で率直な感想を交えながらメリット・デメリット・注意点を初めての方でも分かりやすく解説しています。
中でもワイモバイルはiPhone SEをSIMカードとセット購入できるのも特徴です。キャリアよりも安く使いたい方にもピッタリですね♪
iPhone SEの申込みの流れは「【保存版】ワイモバイルでiPhoneSEを実際に申し込んだ流れを画像つきで詳しく解説!」で紹介しています。実際の画像をふんだんに使っているので参考になれば幸いです。
またワイモバイルは最初から「かけ放題がセット」「2年縛り」が基本セットとなっていますので、
・「かけ放題は必要ない」
・「2年縛りは嫌だ」
という方は他社の方が良いでしょう。一般的な12ヵ月縛りは僕自身が全て試したランキングでも詳細を含めて解説していますので、そちらも合わせてご参考にして頂ければ幸いです。
:目次:
1 ワイモバイルってどんな格安SIM会社?
2 ワイモバイルの料金プランの内容について
3 ワイモバイルで持込のiPhoneは使える?
3 ワイモバイルの対応キャリア端末
5 ワイモバイルのメリット
6 ワイモバイルのデメリットや注意点
7 ワイモバイルのMNPのやり方
8 ワイモバイルのまとめ
ワイモバイルってどんな格安SIM会社?
ワイモバイルって桐谷美玲さんと可愛いニャンコ、最近ではピコ太郎ですっかりお馴染みですが、ワイモバイルってどういった通信事業社なのかご存じですか?
ワイモバイルはいま人気の「格安SIM・格安スマホ」と同じジャンルの通信事業社です。
ただ、格安SIMとはちょっと異なる点があります。
一般的な格安SIM(MVNO)はドコモやauなどの通信回線の一部を借りて、その電波を安くユーザーに提供しています。
一方、ワイモバイルは簡単に言えばSoftBankのサブブランド的な立ち位置でキャリアから回線を借りることなく、自社の回線を用いてる通信事業社となります。
料金プランや安さが格安SIMに近いので、ワイモバイルを格安SIMと呼ぶ人も多いですが、正確にはキャリアと格安SIMの中間的な位置なんですよね。
分かりやすいワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランは非常にシンプルで「スマホプラン」と呼ばれる3種類です。
詳しい料金プランについては次に説明しますが、「スマホプラン」はプランS/M/Lとデータ容量で分かれており、全て「端末+データ量+10分かけ放題」がセットになっているプランです。
基本的に今まで使ってたキャリアと同じ使い方ができるっスね。
で、この「スマホプラン」はTVCMでもよく見る「ワンキュッパ割」の適用で1年間は毎月基本料金から1,980円割り引くというサービスで毎月1,980円からスマホが持てる。という仕組みになってます。
端末とデータ量と10分かけ放題が全部ついて1,980円からは安いっスね。
iPhone SEもワンキュッパ割が適用されている
また、このワンキュッパ割は4インチで人気の「iPhone SE」にも適用されていて、スマホプランSなら3,218円/月で使えちゃいます。
これがSoftBankとほぼ同じ条件(※1)で新規申込みをした時の月額料金は7,992円となります。
(※1 データ定額ミニ1GBの場合)
このように、ワイモバイルとSoftBankを同じ24ヵ月使った時の合計金額は、
●ワイモバイル:24ヵ月
・3,218円/月×1〜12ヵ月=38,616円
・4,298円/月×13ヵ月〜24ヵ月=51,576円
→合計金額 90,192円
●SoftBank:24ヵ月
・7,992円×24ヵ月=191,808円
ワイモバイルの方が24ヵ月で101,616円の節約になります。
結構な差が出たっスね!
キャリアはデータ料金が高いのと、どうしてもかけ放題ライトとかが必ずくっついてきちゃうから高くなっちゃうんだよね。
ワイモバイルは端末を含めた全てがセット価格になってるからiPhone SEでも合計金額が安くなる仕組みになってるワケなんだよ。
ワイモバイルの料金プランの内容について
ワイモバイルの料金設定はとてもシンプルで3種類しかありません。毎月のデータ通信量に応じて料金が既に決まっており、スマホプランS/M/Lの中から契約をします。
基本となるデータ量を超えてしまった場合は恒例の通信速度制限がかかって遅くなってしまいますが、高速データを購入できる「チャージ機能」も備えています。スマホ初心者やライトユーザーは最初は一番安いプランを契約して、その後自分に合ったデータ量のプランに変更するといった形もアリですね。
また、プラン変更はワイモバイル契約者の「My Y!mobile」やワイモバイルの実店舗、カスタマーセンターの何処からでも変更が可能で手数料は一切かかりません。
ワイモバイルの他にはない一番の特徴が、他社のスマホやケータイや自宅・会社の固定電話へも、1回あたり10分以内の国内通話が、すべて通話料0円。になるというサービスになります。10分超えからかかる料金は30秒/20円と他社の格安SIMと同じになります。
通常だと「○分かけ放題」サービスはオプションで別途料金がかかるところも多いっスけど、これもプランに含まれてるのは嬉しいっスよね。
また、他の格安SIMの場合プランの1つとして契約(オプション)が必要なSMS機能が最初から常備なのも嬉しいポイントになります。その他SMSはショートメールだけでなくLINEなどのアプリやSNS系の登録にも使われますので、今後新しいアプリを使う人であれば必須の機能になります。
料金以外にもワイモバイルでおすすめなポイント
ワイモバイルには料金やかけ放題以外にも以下のオススメのサービスがあります。
・故障安心パックプラス
・シェアプラン
・スーパーだれとでも定額
・ワイドサポート
これらのオプションは有料になりますが、万が一の故障やサポートにも対処してくれるので、希望する方は好きなオプションだけを付けて自分好みにカスタムしましょう。
ワイモバイルって持込のiPhoneは使えるの?
ワイモバイルっていま使ってるiPhoneとかって持込で使えるんスか?
ワイモバイルはSIMカードのみの申込みも可能で最新iOSにも対応しているので、今使ってるiPhoneもワイモバイルで使えますが、基本使えるのはSIMフリー版もしくは、SoftBank版のSIMロック解除iPhoneとなっています。
・iPhone X(SIMフリー版)
・iPhone X(docomo/au/SoftBank版)※
・iPhone 8 /8Plus(SIMフリー版)
・iPhone 8 /8Plus(docomo/au/SoftBank版)※
・iPhone 7 /7Plus(SIMフリー版)
・iPhone 7/7Plus(docomo/au/SoftBank版)※
・iPhone SE(SIMフリー版)
・iPhone SE(docomo/au/SoftBank版)※
・iPhone 6s /6sPlus(SIMフリー版)
・iPhone 6s(docomo/au/SoftBank版)※
・iPhone 6 /6Plus(SIMフリー版)
・iPhone 5S(SIMフリー版)
※はSIMロック解除が必要
2018年3月調べ
※SIMフリーiPhone5sはモデル番号A1453で動作確認されています。
上記のことから、いまご自身が使っているiPhoneを格安スマホとして使いたい場合は、ワイモバイル以外の「楽天モバイル」や「マイネオ」といったMVNOを使うしかありません。
ワイモバイルでセット購入できる端末
ワイモバイルでセット購入できる端末をピックアップしてみました。全てワンキュッパ割が適用となります。
iPhone SE 32GB/128GB
もはや説明不要の「iPhone SE」ですね。コンパクト且つハイスペックの4インチとして人気があります。僕はカバーは付けない派なのですが、コンパクトなだけにポケットから「スッ」と取り出せてスマート差が気に入ってます。
スマホプランのワンキュッパ割で月額3,218円から運用可能です。申込みレビューもありますので、そちらも参考にして頂ければ幸いです。
Android oneシリーズ
使いやすさとコスパを重視した人気の「Android one シリーズ」やハイスペックで人気が高い「Nexus」など全10種類が揃っていますので、気になる方は公式ページで確認してみては如何でしょうか?
実際に使ったで感じたワイモバイルのメリットについて
個人差はあるかと思いますが、実際に管理人が使って感じたメリットを挙げてみたいと思います。
10分の無料通話はかなり凄い
ワイモバイルのプランはスマホプランS/M/Lが基本です。その全てに「10分間の通話は全て無料」がついています。格安SIMは基本料を安くしようと有料である「かけ放題オプション」を付けない人も多いのですが、ちょっとした仕事の電話や口頭で説明した方が早い時もあります。
その時は少なからず通話料金を気にしてしまいますが、ワイモバイルの10分かけ放題は固定電話への通話も入っているので、かなり便利です。5分かけ放題だと内容を急ぐ時も正直ありますが、10分あれば気持ち的余裕がかなりありますね。
通信速度は速い
当たり前ですが、ワイモバイルは本来の格安SIMと区分けが異なるので、格安SIMよりは安定しています。格安SIMとは比較対象する部分が違うんですよね。
格安SIMも十分に使えますが、ワイモバイルはSoftBankの子会社なので通信回線はキャリア並を誇っています。普段アプリやネット検索をするヘビーユーザー以外は正直格安SIMでもワイモバイルでも支障がないので、聞かれたら「そこまで心配しなくても大丈夫だよ笑」と答えますが、どうしても気にする人はワイモバイルの方が安心かもですね。
実店舗がある安心感はある
僕はまだ実店舗のサポートを使ったことがありませんが、ワイモバイルはMVNOと違って実店舗の数が多いですし、全国展開のヨドバシカメラなども店舗が入っています。
MVNOのサポートは基本電話・メール・チャット機能がメインなので、「即日にどうにかしたい!」には対応できません。イザという時に実店舗に駆け込めるというもの格安SIMにはないメリットですね。
家族で使ってもお得になる
ワイモバイルには「家族割」があり、家族分で使うと2台目以降が毎月500円の割引きになります。キャリアにも同等の家族割はありますが、金額面にフォーカスすると圧倒的に安くなるので、パパさんが使って良いと感じたら家族揃って乗り換えても良いでしょう。
これから中学校や高校へ進学するお子さんを子回線に入れてもいいっスね。
また、5,000円還元のキャンペーンもあります。新規・乗り換えどちらでも対象となってるので、新しくスマホを持たせるお子さんにも良いですね。
ワイモバイルのデメリットや注意点
どんな格安SIMでも良いことだけではなく、デメリットも存在します。このデメリットの部分は各ワイモバイルや格安SIM会社ごとに異なるので、そのデメリットが自分にとって許容範囲なのかを見極めるのがポイントですね。
縛り(最低利用期間)は格安SIM(MVNO)より長い
ワイモバイルの縛りは24ヵ月でキャリアと同じ契約更新月を過ぎれば自動更新となります。また、格安SIM(MVNO)は音声通話SIMが12ヵ月※1となっていますし、自動更新もありません。つまり12ヵ月を過ぎればいつ解約・MNP転出をしても違約金は0円です。
で、格安SIMのデータSIMは縛りがありません。※2
※1 キャンペーン適用のセット購入の場合24ヵ月の縛りになる場合もあります。
※2 データSIMもキャンペーン時に6ヵ月の縛りがつくMVNOもあります。
ワイモバイルの「スマホプラン」でiPhone SEを申し込んだ場合、初月に頭金があり2ヵ月目以降に分割代金の支払いが始まります。
ということは、契約期間が24ヵ月、支払い期間は25ヵ月となります。
「あれ?そうなると契約更新月はいつになるの?」と感じた方もいると思います。僕に最初気になったので、サポートセンターで問い合わせたところ、スマホプランは25・26ヵ月の2ヵ月間が契約更新月となりますので、実質26ヵ月目に他社にMNP転出すれば違約金は0円で乗り換えることが可能です。
申込みの際に先に「今月契約したら契約更新月はいつですか?」も聞いておいてスケジュール帳に記録しておくと良いですね。
ワイモバイルへのMNP転入(乗り換え)の方法と手順
ワイモバイルのMNP転入方法はMVNOと全く同じになります。ざっと流れを書くと以下の通りです。
1 MNP乗り換えに必要な物を準備する
2 オンラインストアで申込みを行う
3 スマホが届くの待つ
4 回線の切りかえを行う
ワイモバイルへスムーズに乗り換える前に事前準備をしよう!
基本的な申込みの流れは別ページでも紹介してる通りになります。全部写真付きで解説していますので、ココだと長くなってしまうので後で確認して下さいね。
上記のレビューは新規申込みの場合になりますが、MNP乗り換えはその他に「MNP予約番号」が必要になります。
●ドコモMNP予約番号発行手順
ドコモにアクセス後、「My docomoサービス一覧」→「各種お申込・お手続き一覧]」→「ご契約内容確認・変更」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」から申し込みを行います。
iModeをご利用中の方は、こちらも24時間受け付けで5分程度の簡単な手続きになります。
iモードに接続し、「i-menu」→「お客様サポート」→「お申込・お手続き」→「各種お申込・お手続き」から申込が可能です。
携帯からの場合:151へ電話
一般電話からの場合:0120-800-000へ電話
(受付時間:9:00-20:00)
●au MNP予約番号発行手順
auの場合、PC・スマホからMNP予約番号を取得することはできません。基本的には電話での取得がオススメです。
現在スマホをお使いの方は、電話での取得が選択肢の中では一番便利です。
一般電話/携帯電話共通:0077-75470へ電話
(受付時間:9:00-20:00)
MNP予約番号を入手したら申込みのところで上図のようにMNP予約番号を入力する箇所がありますので、そちらを入力すれば後は流れに沿って申込みを進めるだけとなります。尚、ワイモバイルの場合はMNP予約番号の有効期限が10日以上残っているのが条件になりますので、MNP予約番号を入手したら早めに乗り換えを行いましょうね。
ワイモバイルの初期設定も簡単だよ!
ワイモバイルは申込み後、荷物が送られてきたら自分で初期設定を行います。
「え?自分で?」と心配する方もいるとは思いますが、新規購入の場合はSIMカードをiPhone SEに挿入して電源を入れるだけで完了するのでとても簡単ですし、MNPの方もアプリを1つインストールするだけで完了します。
その他のマイページの「My Y!mobile」の登録手順も簡単です。詳しくは「【保存版】ワイモバイルの初期設定を画像つきで解説!」でより詳しく書いているので、そちらを参考にして頂ければなっと思います。
ワイモバイルのまとめ
以上で、ワイモバイルの一通りの解説を終わりにします。
ワイモバイルを簡単にまとめますと、
●スマホプランはシンプルでわかりやすい
●iPhone SEがキャリアよりも安く使える
●通話量が多い人には最適
●家族割のキャンペーンが優秀
●通信速度は速い
●実店舗が多くある
●縛りが24ヵ月ある
●iPhone SE以外のラインナップが微妙
といったのが僕が実際に使って感じたことです。「Android one」もスペックだけ見ると標準ラインですが、ワイモバイルブランドに偏って、人気のSIMフリースマホ「P10 lite」や「nova lite」といったHUAWEIシリーズがないので、iPhone SE以外を希望する場合は他社での購入になりますね。僕がAndroid端末を買うならばHUAWEIシリーズかZenFone3にしますね。
よって僕の場合ですと、iPhone SEを安く使いたいならワイモバイルがいいよ!という結論になります。購入から180日を過ぎればSIMロック解除ももちろん出来るので、ワイモバイル以降も他の格安SIMを楽しめるといった選択肢の幅があるのも良いですね♪