iPhone7を格安SIMとキャリア、どっちがお得に運用できるか比較しました!
今回はiPhone7を格安SIMで使う場合とキャリアで使う場合の料金を比較しました。
実際に格安SIMを使っている僕が言うのもアレですが、これからiPhone7に乗り換えようと考えている方は「格安SIMとキャリアだとこのくらい違うんだよ。」というのが参考になれば幸いです!
念願の防水機能やおサイフ機能が使えるようになったiPhone7になります。これまで防水とおサイフケータイ機能で止むを得ずAndroidを選んでた人も多いのではないでしょうか?
これからiPhone7/7Plusに変える選択肢は大きく分けて、
1 今のキャリアのまま機種変更する
2 他のキャリアへMNPしてiPhone7を使う
3 SIMフリー版iPhone7を購入して格安SIMで使う
の3つがあるかと思います。
これまでキャリアを使っている人は当然「1」を選ぶかと思いますが、今回は「本当にそれでいいの?」というお話しです。
今までは、新しい端末が出るごとにキャリアの店舗が「実質0円」とか乗り換えで大幅にキャッシュバックなどを打ち出して顧客の囲い込み合戦をしていましたが、現在では総務省からのお達しがあり、今後「実質0円」という物は一切禁止となりました。
結果、自己負担が多くなりますよね。
そんな僕は高いキャリアが嫌になって格安SIMにシフトチェンジしました。実際に当サイトに遊びに来て下さった方がやるかやらないかは別として、同じく格安SIMへシフトチェンジした時、どのくらい安くなるのかを知っておいて損はないと思います。
そこを知ってキャリア継続を選ぶか格安SIMを使ってみるのか選択肢の1つになれば幸いです。それでは行ってみましょう!
iPhone7 格安SIM・キャリア費用の比較
それでは、なるべく比較対象が同じになる様に以下の条件を設定します。
●機種はiPhone7 128GBモデル
●通話は5分以内の国内通話,回数無制限プランを選択
●データ通信量は5GBプラン
●端末補償に加入
●下取りなどは入れない
●端末+24ヵ月分の月額料金の合計額で比較
キャリア継続と他キャリアへMNPする時の比較
それじゃまずは、同じキャリアと継続して続けるか、他のキャリアへ乗り換えするかを見てみようか。
●ドコモ→au
●au→ソフトバンク
など。
下表を見てもらう分かりますが、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの料金を比較すると、継続して使うのが一番割高になるのが分かります。
それぞれ継続した場合の負担額はさほど変わりませんが、他社からMNPで移転してくる人に対して月額料金を割引したり、長期契約の割引き額を増額したりしています。
ドコモは月額料金を1年間毎月918円(1年で11,016円)割り引くドコモチャレンジ割を始めました。auは毎月割が1ヵ月405円(2年で9,720円)増額されています。ソフトバンクも月月割が2年で9,720円増額されます。
ドコモとau、ソフトバンクでは1,296円の差がありますが、ドコモの方が24ヵ月間で見た時の実質負担額が5〜6,000円ほど高いのでこれでは決め手になりません。
比較して驚いたのですが、auとソフトバンクの端末の実質負担額が全機種で1円単位まで同じなんですよね。どう言う経緯で価格設定をしているのか凄く不思議になりました。
話を戻しますが、家族割や長期割引きを考えないのであれば、「他キャリアへMNPした方が約10,000円お得になる。」と言えます。MNP手数料はドコモ・auが2,000円、ソフトバンクは3,000円です。
キャリア |
iPhone7 128GB |
iPhone7 128GB |
|
分割 |
総支払額 |
||
ドコモ |
継続 |
9,343円/月 |
224,323円 |
ドコモ |
MNP |
8,425円/月 |
213,216円 |
au |
継続 |
9,087円/月 |
218,459円 |
au |
MNP |
8,655円/月 |
208,091円 |
ソフトバンク |
継続 |
9,085円/月 |
218,040円 |
ソフトバンク |
MNP |
8,680円/月 |
232,080円 |
iPhone7を格安SIMとキャリアで支払い料金を比較した結果
iPhone7を格安SIMで使うのと、キャリアを継続した場合で比較すると総支払額で約45,000円〜60,000円も安いことが下の表から分かります。1ヵ月あたりで計算すると1,800円〜2,500円も安い計算になりますね。
一人でこの金額ですから、家族四人で考えると180,000円〜240,000円にもなりますね。
現在格安SIM会社も170社を超えました。これだけあると何が何だかと分からなくなってしまうので、当サイトで人気のMVNOを3社ピックアップして比較してみました。
それぞれが端末代をプラスして2年でいくら払わなきゃならないのかはコチラ↓
MVNO |
月額料金 |
iPhone7 128GB 合計額 |
楽天モバイル |
3,000円/月 |
173,600円 |
マイネオ |
3,030円/月 |
174,320円 - 4,800円=169,520円 |
BIGLOBE |
2,800円/月 |
168,800円 - 3,600円=165,200円 |
楽天モバイル
●5GBプラン 通話SIM:2,150円
●楽天でんわ 5分かけ放題オプション:850円
●合計:3,000円/月
24ヵ月合計:72,000円+初期費用3,000円
マイネオ
●5GBデュアルプラン:2,190円
●通話定額30:840円
●合計:3,030円/月
キャンペーン 2016年10月31日までの申込みで、基本料金から800円×6ヵ月割引き
24ヵ月合計:67,920円+初期費用3,000円
個人的に通話定額よりもIP電話アプリ「LaLaコール」を使った方が安い。
BIGLOBEモバイル
●ライトSプラン:2,150円
●BIGLOBEでんわ60:650円
●合計:2,800円/月
キャンペーン 2016年11月31日までの申込みで、基本料金から1,200円×6ヵ月割引き(ライトSプラン以上)
24ヵ月合計:60,000円+初期費用3,000円
24ヵ月で60,000円〜75,000円くらいですから、月額料金は圧倒的に格安SIMの方が安いのが分かるかと思います。因みに僕はサイト運営の情報集めもありますが、上記全てを使っています。
その時のキャンペーンで大幅に値段が変わるのが格安SIMの特徴でもありますね。
アプリなどを使わず、通常電話を頻繁に使う方は5分間以内の通話が無料になる「楽天でんわ」か、決まった時間(60分無料)の「BIGLOBEでんわ60」のオプションを付けると良いでしょう。
SIMフリーiPhone7/7Plusの価格
機種(容量) |
販売価格 |
AppleCare+ |
端末+保証 合計額 |
iPhone7(32GB) |
72,800円 |
14,800円 |
87,600円 |
iPhone7(128GB) |
83,800円 |
” |
98,600円 |
iPhone7(256GB) |
94,800円 |
” |
109,600円 |
iPhone7 Plus(32GB) |
85,800円 |
” |
100,600円 |
iPhone7 Plus(128GB) |
96,800円 |
” |
111,600円 |
iPhone7 Plus(256GB) |
107,800円 |
” |
122,600円 |
docomo iPhone7/iPhone7 Plus の料金
機種(容量) |
販売価格(分割) |
割引総額(月々サポート) |
実質負担額(分割) |
iPhone7(32GB) |
82,296円 |
55,728円 |
26,568円 |
iPhone7(128GB) |
93,960円 |
” |
38,232円 |
iPhone7(256GB) |
105,624円 |
” |
49,896円 |
iPhone7 Plus(32GB) |
96,552円 |
56,376円 |
40,176円 |
iPhone7 Plus(128GB) |
108,216円 |
” |
51,840円 |
iPhone7 Plus(256GB) |
119,880円 |
” |
63,504円 |
ドコモのチェンジ割で他社から乗り換えると毎月基本使用料を1年間で合計11,016円割引き
【料金プラン】
●カケホーダイライト:1,700円
●spモード:300円
●データMパック5GB:5,000円
●ケータイ補償サービスiPhone:750円
●(+端末実質負担額)
●合計7,750円(+端末実質負担額)、チェンジ割適用時は918円割引き
【支払い額】
●iPhone7 128GBの場合:分割 9,343円 一括 5,428円 総額(24ヶ月)224,232円
●iPhone7 Plus 128GBの場合:分割 9,910円 一括 5,401円 総額(24ヶ月)237,840円
MNPの場合
●ドコモにチェンジ割適用で1年間 月額918円割引で、
●iPhone7 128GBの場合:分割 8,425円 一括 4,510円 総額(24ヶ月)213,216円
●iPhone7 Plus 128GBの場合:分割 8,992円 一括 4,483円 総額(24ヶ月)226,824円
au iPhone7/iPhone7 Plus の料金
機種(容量) | 販売価格(分割) |
割引総額(毎月割)機変 割引総額(毎月割)MNP |
実質負担額(分割)機変 実質負担額(分割)MNP |
iPhone7(32GB) | 79,200円 (3,300円) |
58,680円 (2,445円/月) 68,400円 (2,850円/月) |
20,520円 (855円) 10,800円 (450円) |
iPhone7(128GB) | 90,720円 (3,780円) |
” |
32,040円 (1,335円) 22,320円 (930円) |
iPhone7(256GB) | 102,600円(4,275円) | ” |
43,920円(1,830円) 34,200円(1,425円) |
iPhone7 Plus(32GB) | 92,880円(3,870円) | ” |
34,200円(1,425円) 24,480円(1,020円) |
iPhone7 Plus(128GB) | 104,760円 (4,365円) |
” |
46,080円 (1,920円) 36,360円 (1,515円) |
iPhone7 Plus(256GB) | 116,640円(4,860円) | ” |
57,960円 (2,415円) 48,240円 (2,010円) |
【料金プラン】
●スーパーカケホ:1,700円
●LTE NET:300円
●データ定額5(5GB):5,000円
●AppleCare+ 紛失補償オプション:752円(初回のみ1,123円)
●(+実質負担額)
●合計:7,752円+実質負担額
【支払い額】
機種変更の場合
iPhone7 128GBの場合:分割 9,087円 一括 5,307円 総額(24ヶ月)218,459円
iPhone7 Plus 128GBの場合:分割 9,672円 一括 5,307円 総額(24ヶ月)232,499円
MNP・新規の場合
iPhone7 128GBの場合:分割 8,655円 一括 4,902円 総額(24ヶ月)208,091円
iPhone7 Plus 128GBの場合:分割 9,257円 一括 4,902円 総額(24ヶ月)222,593円
ソフトバンク iPhone7/iPhone7 Plus の料金
機種(容量) |
販売価格(分割) |
割引総額(月月割)機変 |
実質負担額(分割)機変 |
iPhone7(32GB) |
88,080円 |
67,560円 |
20,520円 |
iPhone7(128GB) |
99,840円 |
67,800円(2,825円/月) |
32,040円(1,335円) |
iPhone7(256GB) |
111,840円(4,660円) |
67,920円 |
43,920円(1,830円) |
iPhone7 Plus(32GB) |
99,840円 |
65,640円 |
34,200円 |
iPhone7 Plus(128GB) |
114,000円 |
67,920円 |
46,080円 |
iPhone7 Plus(256GB) |
126,000円 |
68,040円 |
57,960円 |
【料金プラン】
●スマ放題ライト:1,700円
●WEB使用量:300円
●データ定額5GB:5,000円
●あんしん保証パック(i)プラス:750円
●(+実質負担額)
●合計:7,750円+実質負担額
【支払い額】
機種変更の場合
iPhone7 128GBの場合:分割 9,085円 一括 4,925円 総額(24ヶ月)218,040円
iPhone7 Plus 128GBの場合:分割 9,670円 一括 4,920円 総額(24ヶ月)232,080円
MNP・新規の場合
iPhone7 128GBの場合:分割 8,680円 一括 4,520円 総額(24ヶ月)208,091円
iPhone7 Plus 128GBの場合:分割 9,265円 一括 4,515円 総額(24ヶ月)222,360円
まとめ
以上でiPhone7を格安SIMで使った場合と、キャリアで使った場合の時の料金比較を終わりにします。
一人で使う場合でも2年間で最大約6万円ほどの大きな節約になります。毎月格安SIMの利用者は増加傾向にあり、最近ではCM効果もあって特にiPhone好きな20代も月額料金の安さからiPhone7は格安SIMで利用する方が増えています。
普段何気なく支払っている月額料金ですが、新たな乗り換えに格安SIMという選択肢を入れて検討してみてはいかがでしょうか?
キャリアから格安SIMへのMNP乗り換えも特に難しいことはありません。60過ぎの僕の父親でもできます笑。
別ページでauのiPhone6をマイネオにMNPした一連の流れもレビューしていますので、「どうやるんだろう?」という方はぜひ参考にして頂ければ幸いです。