ソフトバンク系の格安SIMをわかりやすく解説するよ!
これまでは格安SIMといえばドコモ回線やau回線をメインとしたMVNOがメインでしたが、いまではソフトバンク回線を使った格安SIMも充実してきました。
ソフトバンクユーザーには吉報っスね!
この記事ではソフトバンク系格安SIMの特徴やメリット・デメリットを全て実際に使って丁寧にまとめています。ソフトバンクユーザーの方で格安SIMを使いたい方は是非参考にして頂ければ幸いです!
それでは行ってみましょう♪
ソフトバンク系の格安SIMについて
いままでソフトバンク系の端末は、ソフトバンク回線を使った格安SIMが存在しなかったので、ドコモ回線やau回線を使った格安SIMで使いたい時は必ずSIMロック解除は必須でした。
ソフトバンク系の格安SIMが登場しなかった理由はネット上でも公開されていますが、「子会社にワイモバイルがある」「ソフトバンクの回線を借りる料金が高い」といった理由から格安SIM市場への参入が出遅れたのが理由の1つとされています。
そんなこんなで出遅れた感はありますが、今では「b-mobile」や「nuroモバイル」もMNPに対応し始めたので、SIMロック解除しなくても気軽にソフトバンク端末も格安SIMへシフトチェンジできるようになりました。
ソフトバンク系格安SIMのメリットとデメリットについて
ソフトバンク系の格安SIMはドコモ系・au系と比べると少し異なる点がありますので、メリット・デメリット別にちょっと見ていきましょう。
ソフトバンク系格安SIMのメリット
ソフトバンク系格安SIMのメリットは以下の通り。
・ソフトバンク版iPhoneがSIMロック解除不要で使える
・本家よりも安く運用できる
・通信測度が速い
・テザリング機能が使えるように(2018年春予定)
最大のメリットはSIMロック解除対象外のiPhone 6以前の端末でもSIMカードを挿し換えてAPN設定するだけで利用できることです。
iPhone 6s以降ならSIMロック解除可能だから何とか使えたけど、対象外のiPhone 6より以前はどうにもならなかったっスもんね
これで現在ソフトバンク版のiPhone6を使っている人も格安SIMへMNP乗り換えができるので、本家のソフトバンクよりも月額料金が半額以下で利用可能は嬉しいですよね♪
また、使わなくなって放置しておいたソフトバンク版のiPhoneも復活させて使うことも可能です。
ソフトバンク系格安SIMのデメリット
ソフトバンク系格安SIMのデメリットは以下の通り。
・月額料金が若干高い
・Android端末は対応バンドに注意
・プランは少なめ
・オプションサービスが乏しい
ソフトバンク系の格安SIMの月額料金はドコモ・au系と比べると約1.5倍ほど割高になっています。例えば3GBのデータプランでも、ドコモ系が約900円に対してソフトバンク回線のb-moibleやU-mobileは約1,500円ほどかかります。
現在(2018年4月)b-mobileでは月額990円から利用可能の「990ジャストフィットSIM」の新プランなどで対応されてきているので、手は出しやすくなりましたが大容量で使いたいというユーザーはまだまだ課題が残ります。
とはいえ、これまで使えなかったiPhone 6より以前のシリーズが格安SIMで使えるようになったのは大きな進歩なので、今後のサービスに期待を持ちましょう!
もう1つ注意する点。現在b-mobileやnuroモバイルなどの公式サイトを見るとわかりますが、ほとんどがソフトバンク版のiPhoneを全面にプッシュしておりソフトバンク版Androidは見当たりません。
Android版も対応周波数が合えば、SIMフリーのスマホやSIMロック解除をした他社端末であっても利用可能ですが、「動作確認端末一覧」に記載されていない機種で試すのは全て自己責任になってしまいますので、注意が必要です。
どれもiPhone専用SIMで展開されているので、Android版で希望する方は直接公式サイトに問い合わせてみてください。
ソフトバンク回線を扱う格安SIM一覧
それでは次にソフトバンク回線を扱う格安SIMを個別に見ていきましょう。
b-moible |
|
・音声通話SIM(MNP可能) |
対応機種がiPhone 5から使え、5分かけ放題も付いている。料金は1GB:2,450円から1GBごとに350円ずつ加算される段階制プランを採用しています。 → レビューはこちら b-mobileは複数のプランが容易されており、月額990円から使える「990ジャストフィットSIM」・データ専用の「開幕SIM」・iPad専用の「190PadSIM」が用意されています。 → 「990ジャストフィットSIM」 |
U-mobile |
・データ専用SIM |
1GB:880円から利用可能。プランは1GB/3GB/7GB/30GBの4タイプ。データ専用SIMなので090/080の番号は持てませんが、ネット回線を利用した通話(LINE・スカイプ等)は利用可能です。ただしSMS機能は付いていませんので、LINEアカウント新規取得する場合は固定電話やFaceBook等で認証が必要となります。 使い方は様々ですが、縛り期間や違約金もなく好きな時に解約できるので、使わなくなったソフトバンク版iPhoneを子供に安く持たせるといった使い方は個人的にお勧めです。 → レビューはこちら |
nuroモバイル |
![]() |
・音声通話SIM/データSIM利用可能 |
ソフトバンク版iPhone 5から最新端末に対応しているのは嬉しいが料金プランが2GB/5GBの2種類しかありませんので使う人が限定されます。 iPhone 6s以降でSIMロック解除が可能であれば通常プランでの利用が可能、更にドコモ回線とソフトバンク回線が選べます。 |
ソフトバンク系の格安SIM-まとめ
以上がソフトバンク系の格安SIMになります。この他にも「スマモバ」「Hitスマホ」「ANA Phone」といった事業社もソフトバンク系を扱っていますが、当サイトのコンセプトは僕自身が使ったことがある格安SIMのみを掲載しているので紹介はありません。
実際取り上げた3社で僕自身は通信測度や利用感には満足しているので、特にこれ以上は必要ないといったのが現状です。
中でも「b-mobile」は音声通話SIM、データSIM、iPad専用と全て揃っていますし、通信測度にも満足していますので迷った時は選んで良いでしょう。
また、2018年夏にはLINEモバイルもソフトバンク回線の扱いがスタートする予定です。現状のLINEモバイルのSNSカウントフリーといった特徴をそのまま引き継ぐのか注目を集めますが、僕自身もリリースされたらレビューをしますのでお楽しみに!